ストレスチェックについて③

集団分析を活かしてどのような職場にしたいかを明確にしたところで、さてどのように活かすか。

まず高ストレス者が多い部門に何らかのアプローチをすることを考えるのが一般的には多いようですが、この「高ストレス」の取り扱いはなかなか難しいところです。

例えば、自分が慣れていない仕事や今の技術、知識ではハードルが高い仕事に挑戦する場合、高いストレスがかかることが想定されます。

その場合、多くの場合は、まずはサポート体制を検討するのではないでしょうか？

ストレスチェックの集団分析を活かす時も同様に考えます。

ストレスチェック制度の高ストレス者への対応として、意外とサポートの見直しが抜けてしまうことが多いので、業務上の配慮としてすぐに業務調整を検討するのは避けましょう。結果的に過剰な配慮になりやすいので要注意です。（ただし、明らかに高い負荷がある場合は別です）