加藤一二三さんのことについて羽生善治さんのご発言から思ったこと

将棋の加藤一二三さんのことについて、永世七冠の羽生善治さんが仰っていたことが非常に真実をついているように思いました。

羽生さんが仰っていたのは、「将棋はある意味テクノロジーの世界なので、新しいものがどんどん入ってきて、それをいかに取り入れるかということも大事なことなのです。一方で、加藤先生がこれだけ長きに渡って続けてこられたのは、小手先の目先の利益を取るというようなやり方は決してしなかったからなんじゃないかなと思います」

ということでした。

これは経営者としては非常に背筋が正される想いです。

社会保険労務士、精神保健福祉士もそうだと思います。新しいことがいっぱい入ってきます。それは革新的な技術や考え方ではありますが、いつも本質を見落とさず、その新しい技術とどう融合するかを考えないと、その時々の流行りに流され、いつの間にか全然違うところに自分がいたりすると思います。

そのために専門家は専門家の本質をいつの時代も考え続けなければいけないと感じています。