「献血で健康維持！」③完結編【看護師による健康コラム】

献血で分かるのは、血圧、血液型、血算(赤血球や白血球などの値)、生化（γ‐GTP、総蛋白、コレステロール、グリコアルブミンなどの値)です。これによって、栄養状態や血中脂肪、血糖がおおよそわかります(貧血の時や血中脂肪が多過ぎる時など献血できません)。私も献血には定期的に行っていますが、検査値を目にすると、前回との比較で自分の健康状態が分かりますし、これを維持して行こう、という励みになります。

もちろん、献血は健康な時にしか出来ません。最近は、より基準が厳しくなってきており、様々な感染症のリスクがなく、内服薬を飲んでおらず(物によっては可。事前に確認を0120-306-002予約もこちらから出来ます)、妊娠中・授乳中でなく、体重がある程度あり、睡眠・食事などが取れていることが必須条件になります。
自分が健康だからこそできる献血。ちなみに、献血の大部分は怪我などによる出血ではなく、がんなどの病気の治療に使われています。
自分の健康維持の役に立ち、もしかしたら誰かを救うこともできるかもしれない。献血の大切さをもっとたくさんの人に知ってもらいたいなと思います。
行った事がない方、ぜひ一度行ってみませんか？