カフェイン中毒と働き方について②【看護師による健康コラム】

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カフェイン中毒と働き方について②【看護師による健康コラム】

スタッフコラム

2017/08/16 カフェイン中毒と働き方について②【看護師による健康コラム】

②予防するには
まずは自分のカフェイン摂取量を確認してみることが大切だ。成人の場合コーヒー換算で1日8杯以上は危険だとされている。カフェインはコーヒー、紅茶緑茶などに含まれているが、近年の多量摂取に拍車をかけているのはエナジードリンクである。コーヒー1杯(150ml)あたりの含有量は、約90mgなのに対し、一番含有量の多いエナジードリンクでは1本あたり150mg弱となっている。(エナジードリンクの売上量は2007年以降急上昇し、2014年時点で500億円規模の市場に成長している。気づかないうちに大量摂取してしまっている人が多数いると予想される)
次に自分自身が今現在カフェインを日常的に大量に摂取している状態である事が分かったら、他のカフェインの含まれていない飲料に切り替えていく。

 

そして一番問題になるのは、そこまでのカフェインを必要とする働き方や生活の見直しである。昨年、有給休暇について、取得率を増やすよりも買い取りを希望する人の方が多い、との調査結果が発表された。(BIGLOBEのネット調査より)現実的に取得が難しいため、せめて買い取ってほしい、ということらしい。実際仕事によっては未だに長時間労働が常態化している職場もあり、過労自殺などの最終的な問題が起こって外部から介入されない限り解決が難しくなってしまっている場合もある。
しかし、そういった問題が起こってから対処するやり方では、個人、会社、社会への損失は免れない。日本は長時間労働の割に労働生産性が低いとされるのも、そのあたりが関係しているのではないか。
昨年から導入されたストレスチェックなどを利用して、より働きやすく、生産性の高い健康な職場を作ることは、取り組み次第で十分可能だと考えている。

 

 

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