ストレスチェック後のラインケア研修について

ストレスチェックはセルフケアの促進が主の目的ですが、集団分析を活用して職場環境改善につなげることも想定されています。

職場環境改善のキーパーソンは管理監督者だと考えます。

働きやすい職場環境づくりを学ぶ場としてこれまでラインケア研修が活用されてきたと思いますが、ストレスチェック後も益々ラインケア研修は重要性を増します。

物理的な職場環境に課題があれば対処しやすいと思いますが、管理監督者自身の振る舞いやリーダーシップ、サポートのあり方に課題がある場合もあり、それはなかなか迅速な改善が難しいことが予想されます。

そのような時にはラインケア研修で、会社が考えている方針と一般的に言われている理論等を併せて目線合わせに研修を使えると思います。共通認識が持てると個別対応も一層効果が増します。

研修は複数回行うことで効果が高まるということが言われています。そして同じ内容を繰り返すことも価値があると思いますが、2～3回のシリーズでステップアップした内容で行うことも価値が高いと思います。会社の人数や習熟度に合わせて検討しても良いです。