労働者の働きやすさに取り組む

自分のライフスタイルを会社の枠組みに合わせることに納得感が持てる人、それでは不満だという人など、様々ですが、会社がすべての労働者に合わせることができるのでしょうか？

従業員数がすでに多くなってしまっては難しいと思う会社もあるでしょう。私もそう思います。

しかし、本当にできないのでしょうか？やる意味がないと思えばやらないでしょうね。

少なくとも当事務所は従業員のライフスタイルに極力合わせつつ、事業としても成立するように取り組んでいます。

要するに「できると思えば何らかのことはできるんじゃないかな？」というのが今のところの結論です。

当事務所が定年制度を設けなかったことも、所定労働時間はあるものの、家庭の事情によって勤務時間をその日ごとに変更できる制度を設けましたのも、労働者の価値観を尊重したためでした。運用も相当緩めですね。

私にとって大事な視点は、働きながら自分を磨いていって、世のため人のためになることができれば、ルールやお約束事は最小限で良いということです。おそらく性善説的思考だと思います。ちょっと楽観的過ぎるのかもしれません。

しかし、直近10年間で16,000件くらい相談を受けてきた中で「働くことってどういうことなのだろう」「生きるということはどういうことなのだろう」と考え続けた結果が、現在の当事務所のあり方になっています。

秋葉原社会保険労務士事務所は実験施設でもありますので、2018年もいろいろと挑戦します。