経営実践研究会の福岡フォーラムに参加しました!

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経営実践研究会の福岡フォーラムに参加しました!

スタッフコラム

2021/12/13 経営実践研究会の福岡フォーラムに参加しました!

 

1124日(水)に一般社団法人経営実践研究会主催の「Social Company Forum 2021 in 福岡」が開催され、弊社からは代表の脊尾と、コラムを書いているYUKOとハサンが参加しました。

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日本各地で開催される経営実践研究会のフォーラムですが、福岡開催は初めての取り組みということで、会場の熱気はフォーラム初参加の私(ハサン)にもはっきりと伝わってきました。

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今回参加して、僕は取引先や顧客、社員など会社が事業を行う上で関わる全ての「人」を大切にすることが重要なのだと感じました。

昭和33年から続く甘味処「甘党はち乃木」を経営する有限会社カクマル堂さんでは、「信頼を裏切らない」ということを大切にして、たとえ仕入れるものの値段があがっても取引先は決して変えない、とおっしゃっていました。そうすることで取引先との信頼関係を築くことでき、高い質を常に保った状態でお客さんに提供できている、とのことです。取引先や商品を買って下さる顧客の信頼があってこそ、事業が成り立つのだと発表を聞いて感じました。

また、障がいや難病を持つ方々と雇用契約を結んで、働く場や就労に必要な知識やスキル向上のサポートを提供するという「就労継続支援A型事業」を行う株式会社KEIPEと株式会社R101の取締役の方も登壇されていました。障害の有無にかかわらず、従業員さん一人一人の思いに向き合い、最高の価値を届けるために社員全員が切磋琢磨して事業に取り組む。その取り組みを持続可能なものにするために、しっかりと収益も上げている。良い職場環境から、より良い価値が届けられる事業が生まれるのだと思いました。

これらの会社の取り組みを聴きながら、近江商人の「三方よし」という言葉が頭に浮かびました。「売り手よし、買い手よし、世間よし」というように、仕事や生活を営む上で、自分に関わる人を大切にすることを忘れないようにしたい、と今回のフォーラムでは感じました。

 

 

 

ここからは、ハサンさんからバトンを受け取って、YUKOの心に残ったことを綴りたいと思います。

 

撃ち抜かれたのはお三方。

一人目は「おせっかい精神」から人助けをする、

NPO法人ウィッグリング・ジャパン 代表理事

P&Cプランニング株式会社 代表取締役  上田あい子さん。

 

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子どもの頃、厳しいご家庭で育たれ、毎日が「不安選手権だった」という、上田さん。

いつも不安で孤独を感じていたとのお話は、多くの人が抱えている過去ではないでしょうか…。

ご本人のご病気や幼馴染のご友人の大病から、命の大切さに気付かれました。

そして、がん患者向けにウィッグをクリーニングして、レンタルで提供するというサービスを展開されています。

がんの治療には「抗がん剤」を使うことがあります。がんの勢いをお薬で叩くのです。

相手ががんですから、それなりに強い薬が必要になり、副作用として、正常な細胞も壊してしまうことがよくあります。

その種類にもよりますが、副作用で脱毛に至ることがあり、それは本人にとって、かなりのショックだったりします。

 

脱毛をカバーするために一時的にウィッグを使う、という方法があります。私も最近知ったのですが、購入するのに何十万円もかかってしまうことがあり、経済的な不安に繋がってしまうこともあります。

 

上田さんの原動力はご友人を思うがあまり溢れ出る「おせっかい精神」からきているとのこと。

自分ががんじゃないのにです。「人のために」という想いなのです。

起業当初は「あなたはがん当事者じゃないから、本当の気持ちはわからないでしょ?」と言われたそうです。

 

でも、想像してみてください。

立場を入れ替えて、考えてみると・・・

 

がんになっていないのに、こんなこと、できるでしょうか。

私だったら、できません。

それが、上田さんの凄いところです。

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今やその活動は12年にもなり、医療機関と連携したり、新たな活動も広げていらっしゃいます。

 

 

2人目は「自分の経験を強みに変える」、

株式会社セルティス 代表取締役  古賀佳奈子さん。

 

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昨年12月に設立されたばかりで、福祉情報の提供や障害福祉に関するコミュニティを運営されています。

ご自身の成長過程で経験されてきた、お母さまのご病気のことや、ご自身のこと…壮絶なお話でした。さらっと口にされていましたが、かなりお辛かったはず。

それを乗り越えられ、更に、わが子の障害にも正面から向き合い、このような活動に活かされています。

心の整理をして、人に言えるようになるまで、悩みもがいたのではないかと思います。

古賀さんの活動は障害や病気を知ってもらうことや、誤った認識を正すことに繋がります。

がんについて発信している私と一緒です。

 

古賀さんを見ていると、人の経験には計り知れない力があることや、経験を強みに変えていく人間の底力を感じます。

 

そして、最後に。

熊本県でオーガニックコットンを使った2wayニット帽「わたしのぼうし」を展開されている、オレンジプラスの前田則子さんと、ご縁で繋がりました。

 

柔らかくて、肌触りのいい素材感。ネックウォーマーにもなるという、不思議な仕掛けのある帽子です。しかも、とってもおしゃれでかわいい💛

 

ご縁ですから、ひとつ注文させていただきました。いかがでしょう?

 

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前田さんもまた、当事者ではありません。しかし、大切な人をがんで亡くされたご経験があります。

当時の悲しみを長きに渡って、ずっと抱えてこられました。

そして今、手作りの帽子だけでなく、がん患者へ向けたボランティア活動なども手掛けていらっしゃいます。

 

健康な人が敢えて、がん患者向けの商品を提供するなんて…私にはとても真似できません。

想いの溢れたモノづくり…感動の嵐です。

 

その他にも、さまざまトップの方のお話を伺うことができ、膝を付け合わせて談笑させていただく時間もあり、大変有意義な機会となりました。

 

経営実践研究会 福岡フォーラムは、新たな出会いと、感動をいただけた、学びの場となりました。

参加させていただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

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