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スタッフコラム

2022/03/14 自然環境と私たち

 
春眠暁を覚えず、とか申します。
最近ベッドのマットレスを新調し、眠りがとても心地よく、なかなかベッドから出られないハサンです。
 
お布団からの誘惑を振り切り、やっとの思いで家の外へ一歩踏み出すと、寒空の下に咲く梅の花を見て、春の訪れを感じています。
 
日本では植物の変化を楽しみながら、季節の移ろいを感じることができますね。
そんな自然環境についてはイスラームの啓典・クルアーンにも多く記載されています。今回はその一部を除いてみましょう
(サイード佐藤先生が翻訳した日本語でのクルアーンからの引用です)
リンクはこちら
https://quranenc.com/ja/browse/japanese_saeedsato/1 
 
家畜章 99 節(6:99)
「またかれ*は、天から(雨)水を降らしになったお方。そしてわれらは、それであらゆる植物を芽吹かせ、そこから(瑞々しい)緑を生じさせた。」
*この場合、神様のこと。
 
巡礼章22節(22:18)
「一体あなたは、まさにアッラーに向かって、諸天にいる者と大地にいる者、太陽、月、星々、山々、木々、陸を歩く生物、多くの人々がサジダ*するのを、知らないのか?」
*イスラームにおける礼拝姿勢(平伏礼)のこと。
 
神様が、この世の全てのものを創造し、そこに命を吹き込む。
そして、創造されるものは自然であれ、人間であれ、創造主たる神様に感謝を表す。
その中でも人間は、世代を超えて繋ぐ継承者と位置付けられ、神様に創られた存在(被創造物)の中でも特別な存在とされています。木を一本植えることも、後世に対し善い影響を与える行為として推奨されます。また、人間には「地上をかき乱して退廃を広めてはならない」(2 章 60 節)と、警告もされています。
 
最近のニュースでは環境問題について取り上げられることが多くなり、様々な地域で展開されている環境保護の運動もよく目にします。一方で都市の再開発に伴い、木々をはじめ自然環境が破壊される、というニュースもあります。
 
木々の伐採のニュースを見て、たかが何本かの木でしょって思うかもしれません。ですが、塵も積もれば山となる、というように、各所で少しずつ切っていたら大きな影響を与えます。塵の山を見るよりは、木々が集い、動植物たちが賑わっている山を見たいです。
 
また、木ってよほどのことがない限り、動かないですよね。
そのため木々はその場所で起こる酸いも甘いもみてきています。
 
その木は、災害を免れたのかもしれないし、誰かの大切な人との思い出があるかもしれない。蜂にとっては大切な蜜の収集場所であるかもしれないし、鳥にとっては大切な休憩所かもしれない。
たかが一本、されど一本の木には様々な物語が集積しているのかと思います。
 
そのため、木の伐採は本数に関係なく、大気や地域の生態系、そして人々・まちの記憶にも影響をもたらすことでしょう。
 
何らかの形で、環境を守り、そして人々・まちの記憶を繋いでいくことが、「継承者」である私たちの役目かなって思う、今日この頃です。
 
春は出会いと別れ、そして花粉の季節ですね。
幸い私は、花粉症には悩まされていません。今後も、ならないように祈っております。
 
春とともに、皆様の上にも幸せが訪れることをお祈り申し上げます。
 
アッサラームアレイクム
 

 

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