3月17日　日本精神保健福祉士協会基礎研修「働くことを支援する」シンポジストを終えて

企業の立場、医療の立場の方々と3名でのシンポジウムでした。

企業の方からは、自社の実践報告として障害者雇用の現在の取り組みについてお話頂きました。サポートの仕組みづくりや成長のための仕組みづくりなど、バランスが良い取り組みをなさっているご様子を聞かせてもらいました。

医療の方からは、発達障害を中心にリワークデイケアのあり方、職場復帰だけではなくクライアントの人生のサポート、成長の支援、配慮や関わり方など、非常にたくさんの視点を頂きました。

さてさて私はですが…。

「働くことを支援する支援者が働くということについてどういう感情を持っていますか？」ということから始め、支援者の仕事観のようなところから入っていきました。精神保健福祉士という仕事から少し離れて仕事をすることが増えた中で、引き続き精神保健福祉士支援をしている立場としては、支援者の仕事観が支援に非常に影響を受けると思ったため、あえてこのあたりのことを話題にしてみました。

アンケート結果からは「ハッとさせられることがあった」「思い当たることがあった」というコメントもあり、一定の役割を果たしたかなと思っています。

シンポジストなので、全体バランスを考えて発言しようといつも思っているのですが、今回はそれが良い方に出たかと感じています。

私も働くということについて今でも試行錯誤しています。「一緒に考え続けていきましょう」という言葉で登壇を終えました。