がん患者のささやかな願い 1

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がん患者のささやかな願い 1

スタッフコラム

2021/07/12 がん患者のささやかな願い 1

小暑も過ぎ、いよいよ夏本番を迎える時期となりましたね。

各地で甚大な被害をもたらした最近の豪雨も気になりますし、いよいよコロナ禍で開催されるオリンピックには、モヤモヤすることも多々ありますが、子供たちにとって、希望となる祭典であってほしいと願います。

 

さて、最近の私の関心事と言えば、専ら、がん友達のことです。

本人の承諾を得ていますので、ここでご紹介したいと思います。

 

あや子さんは、現在、緩和ケア・精神腫瘍科・整形外科に掛かっている、小学1年生と年長さん二人のママです。

上の子が2歳、下の子は出産したばかりの時、太ももにしこりができているのに気づきました。痛みはないものの、日に日に大きくなってゆきます。病院に行った方がいい・・・分かっていましたが、出産後、半年経たないと、一時保育にも預けられません。親や兄弟も近くになく、二人の子を育てるのに必死の毎日。自分のことになんて、構っていられませんでした。

 

下の子が10か月になった頃、胞巣状軟部肉腫(希少がん)であることが分かります。あや子さんは頭が真っ白になりました。信じられないし、受け入れられません。

手術で足のしこりは取り除けましたが、その34か月後に、肺に転移していました。更に骨にも転移。

 

あや子さんの心の中には、これが原因かもしれない、と思い当たることがありました。実は、お母さまがすい臓がんで、出産したばかりだったあや子さんは、育児とお母さまの看病や家の手伝いに追われる毎日。疲れ切っていました。下の子が4カ月の時、お母さまは亡くなりました。葬儀で泣いている暇もありません。子供の世話をしながら、自分の体調を顧みることができず、無理をしていました。夜中に子供たちが寝静まってから、不意に涙がぽろぽろとこぼれることがあったそうです。

 

私と出会ったのは、3年前の2018年。まだ上の子が4歳くらいの時。東京に引っ越してきたばかりで、とても孤独だったのです。東京になかなか馴染むことができず…。そんな時、私たちは出会いました。お互いにとって、偶然ではなく、必然でした。

 

私たちはステージⅣのがんサバイバーです。その「ステージⅣ」という言葉の衝撃たるや。「治らない」「延命治療が永遠に続く」と病院で説明されます。彼女もまた私と同じように、心の負担が大きく、そこから抜け出すのに苦労してきました。

 

 

~つづく~

 

 

 

 

 

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