地域でがんサロン~それぞれのストーリー

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地域でがんサロン~それぞれのストーリー

スタッフコラム

2022/08/10 地域でがんサロン~それぞれのストーリー

 

毎日暑い日が続いていますね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、6月に東京都小平市(公民館音楽室)、7月に東京都千代田区の銭湯(神田稲荷湯)にて、がんサロンを開催しました。

 

それぞれ、第2回目ということで、少し緊張もほぐれてきました。新たに参加された方が多く、初回とはまた違い、それぞれのがんにまつわるストーリーを伺うことができ、改めて、個性や逞しさを感じました。印象的だったお話を少しご紹介したいと思います。(具体的な内容は個人を特定しうるため、さわりのみになります。)

 

小平サロン、音楽室は定員MAXになりました。人づてにサロンのことが広がり、関心を集めているようです。

 

やはり、精神的なささえを必要としている方の居場所の重要性を感じます。特に、孤独・さみしさ・不安との戦いや、正しい情報をどのように取ったらいいのか?などを感じている方が多いと思いました。

 

特に印象に残ったお話は食事についてでした。毎日のことですから、みなさんそれぞれ気を遣い、一生懸命です。

 

私は自分ががんと分かった時のことを思い出しました。やはり、いちばん最初に食事のことが気になり、1冊の本を手に取ったのですが、それが食事で延命したコックさんの実話でした。

 

当初、それを真似しようと思いましたが、家族の食事も作らなければならなかった私には到底真似のできない大変な作業でしたし、主治医に色々聞いて、食事の効果については解明されていない部分が多く、判断しがたいことを知り、それ以降、食べる内容よりも「楽しく食べる気持ち」を大切にして、食べたいもの、カラダが欲するものをバランスよく食べることに切り替えました。

 

そもそも、一個人の食事の見解を鵜呑みにするのもおかしな話です。治験に参加中の私が実体験している、世にお薬を生み出すこととは、未来の患者さんを支えるために、国の承認を目指して、計画的に広く行っているものであり…よくよく考えてみると、冷静さを取り戻せます。

 

そして、音楽療法士さんによるミニ講座も開催しました。

大人になって、太鼓や楽器を鳴らすなんて、なかなかありませんよね?童心に帰りました。一体感や魂の叫び(?)のようなものも感じられ、躍動しました。先生からのお土産(手作りのマラカス)にもほっこり。心があたたかくなりました。

 

 

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音楽室はリズムに溢れました。笹の葉さ~らさら~🎵

 

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先生から手作りのマラカスのプレゼント。トイレットペーパーの芯を再利用しているところがSDGsです。

 

 

 

 

 

2回目の銭湯サロンでは、とうとう「一緒にお風呂に入ってみよう!」という企画を決行!

初めて会う人と、いきなり一緒にお風呂…私だったら、ちょっと恥ずかしいかなぁ?と思いつつ、でも、せっかく銭湯に行くのなら、やっぱり入りたい!という気持ちが勝るという結果になり、決めました。もちろん、勢いだけではなく、乳がんの患者さんにアンケートに答えていただき、ニーズを把握した上での立案です。

 

ご参加いただいた方々の人生のストーリーがとても新鮮でした。

 

乳がんの方のお話では、「せっかく再建するなら、理想のいい形にしたくて」という、明るく、前向きなお話は本当にステキでした。

 

配偶者を亡くされた、ご遺族の方のお話にも心が揺さぶられました。患者家族として、「できることをやり切った。」と言う言葉。ただただ「スゴイ」しか、出てきません。まだ結婚する前の段階で、パートナーががんと分かって、より一層一緒になる決意が固まったお話。婚姻制度の内容もサポートに活かせることを知り、「この人を支えていく!」という強い意思は、若いエネルギーに溢れ、圧巻でした。

 

嬉しいことに男性のご参加もありました。とても貴重です。病院での告知時によくある驚き。医療者にとっては当たり前のことでも、初めての人にとっては、大きな衝撃です。その人に合わせたインフォームドコンセントの大切さを感じます。

 

更に、医療職や医療系企業に従事する方が勉強のために参加されました。お風呂に入れることは食事ができることと同じくらい尊い、というお話に日々の生活は当たり前ではないことを思い起こさせてくれました。そして、治療と仕事の両立や若い方の闘病生活のお話には新鮮さを感じていただけたようでした。

 

今回、神田稲荷湯さんには営業時間前に貸し切りにしていただいたことで、ワイワイと修学旅行のような気分を味わえました。

 

「同じ釜の飯を食う」以上の「裸の付き合い」。昭和の時代に銭湯がコミュニケーションの場だったことを思い出し、それこそが身近なピアサポートだと感じました。

 

がんになったことで、自分自身をしっかりと見つめ直し、何が大切なのか、どういう人生を送りたいのか、いかにその時間を楽しむか。

 

人として成熟していくための、リアルなお手本です。

 

そして、人は人によって支えあいながら、生きるという当たり前のことをしにくくなった今ですが、少し先の未来はがんサロンが要らなくなるくらい、人をすぐそばに感じられるあたたかい世の中になればいいな、と思うのでした。

 

 

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男湯の脱衣所で、おしゃべりCafe。

 

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女将さん手作りのマスクケース。おみやげとして、いただきました。

 

 

 

 

YUKO

 

 

 

 

 

 

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