がんなのに、「しあわせ」

今日は秋晴れ。

とても気持ちのいい青空は久しぶりです。

さて、今日はどんなことについて、書こうかな？と、思い、過去に書いたものを眺めてみました。

たまには、がんと関係ないことを書きたいな。軽い内容がいいな。そう思って、頭の中を巡らせてみましたが、思いつくのは子どものことか、がんに関することばかり(笑)。どれだけ、がんに侵食されているのでしょうか。

どんなこともそうですが、大変なこと、経験のない辛いことは、マイナスの感情から入ります。ですが、人はそれをプラスに変えていく力が備わっていることを私は実感しています。いわゆるレジリエンスです。

そして、いつも思うことは、人のやさしさやあたたかさの素晴らしさです。

それを深く感じるためには、時には困難を味わうことも必要です。生きている間に沢山の経験を重ね、喜怒哀楽を感じ、人を思いやることのできる豊かな人になりたい。

簡単なようで、難しい・・・いえ、難しいことですね。

人はいつか必ず、死んでしまうので、生きている間に、何ができるか、どう生きるか、ということなんだと思います。

先日、私の地元、東京都小平市にて、公開講座の第1回目を開催した際にも、そのようなお話を少し挟みました。

まだまだ、未知の世界である「がん」という病気。そのおかげで、といういい方は変ですが、今の私があります。

がんなのに、「しあわせ」なんです。不思議ですね。

人生、なにがいいか、わかりません。元気で、健康であった頃、私はあまり「しあわせ」と感じていなかったと思います。

しあわせを感じながら、生きる。って、いいですね。

YUKO